今回の記事は、MiniTool社様からの記事依頼をいただいて作成していますが、内容についてはあくまで公平で客観的な視点で執筆しています。
ソフトウェアの良い点や注意点を率直にお伝えすることを心がけています。読者の皆さんが本当に役立つかどうか判断できるよう、事実に基づいた情報をお届けしています。
今回は、手軽にサクッと動画編集ができるソフトMiniTool MovieMaker無料版(V7.4)をご紹介します。
動画編集と聞くと、「専門知識がないと難しそう」「自分には無理かも」「ソフトが高額そう」と感じる人も多いかもしれません。
でも、そんな悩みを解決してくれるのが、この動画編集ソフトです。
この動画編集ソフトの一番の特徴は、無料版でも「透かし」が入りません。
多くの無料ソフトでは透かしがガッチリ入るのが普通ですが、この動画ソフトならそれも心配ありません。
また、2分以内なら自由にエクスポートできるため、YouTubeやSNS用の動画作成にも最適です。
そこで今回は、この便利なソフト「MiniTool MovieMaker」の魅力や使い方を分かりやすく解説していきます。
MiniTool MovieMakerとは
MiniTool社は、カナダにある会社です。
ハードディスクドライブのパーティション管理プログラムやパソコンのストレージ関連などを開発している世界的に評価の高い会社が作った動画編集ソフト「MiniTool MovieMaker」です。
動画編集ソフトって、かなり難しそうに思えるけど大丈夫かな?
ところがこのMiniTool MovieMaker無料版(V7.4)なら初心者でも簡単に使えるように設計されています。
「まずはお金をかけずに、自分で動画を作ってみたい!」という人にはぴったりです。
あの有名な動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro 」のような多機能なソフトウェアではないのですが音楽をつけたり、文字を入れたり、エフェクトでおしゃれに仕上げたりできるので、自分だけのオリジナル動画が作れます。
YouTube動画や家族との思い出ムービーも、あっという間に作れます。
しかも操作がとてもシンプルなので、パソコンに不慣れな人でも安心。
私が今まで試した動画編集ソフトより使いやすいと感じました。
インストールとセットアップ手順
インストールとセットアップの手順を説明します。
インストールした「MiniTool MovieMaker無料版(V7.4)」のファイルをクリックしてください。
インストローラーが起動しましたら「Install Now」をクリックしてください。
ダウンロードが完了したら「Stat Now」をクリックしてください。
ダウンロードが完了しましたら「MiniTool MovieMaker無料版(V7.4)」が立ち上がります。
最初にMiniTool MovieMaker無料版(V7.4)が立ち上がりましたら「New Oroject」を選択してください。
MiniTool MovieMaker無料版(V7.4)の各名称の説明と使い方
MiniTool MovieMaker無料版(V7.4)のメイン画面です。
操作パネルは各ブロックに分かれていますのでブロックごとに説明します。
①動画ファイルやBGMなどがこのメニューバーで選択できます。
②選択した動画ファイルやBGMなどプレビューで確認する事ができます。
③タイムランパネル動画やBGM/テキストなどをこのトラック内で調整する事ができます。
⑤プレビューを観ながらタイムランで編集した動画をこのプレビューで確認できます。
⑥選択したBGMやテキストを編集する事ができます。
Medi(メディア)
MiniTool MovieMakerで動画を編集する際、まず最初に素材の追加です。
「Import Media Files」をクリックして、編集したい動画ファイルを選びます。
選択した動画ファイルにカーソルを当てると、プレビュー画面が表示されます。
複数の動画を追加したい場合は、もう一度「Import Media Files」をクリックして、次の動画ファイルを追加しましょう。
画像を画面に直接ドラッグ&ドロップでファイルを入れることができません。動画の入っているフォルダから、一つひとつ選ぶ形になります。
動画ファイルの+をクリックしますとタイムランに動画が入ります。
また、直接ドラッグ&ドロップでファイルを入れることができます。
動画の流れなど確認する場合は、動画アイルに直接カーソルを当てるとプレビュープレビュー画面で確認できます。
微調整などは、タイムランのスライドバーを動かすことで確認できます。
Aodi(オーディオ)
Aodioの種類も豊富なので選ぶのも大変かもしれませんがAodioの確認方法は、Aodioファイルにカーソルを当てると数秒だけBGMの確認ができます。
気に入ったBGMが決まればファイルの端の+をクリックしますとタイムラインにBGMが追加されます。
タイムバーをスライドさせますとプレビュー画面に表示されます。
BGMがイメージと違ったら削除して新たにBGMを入れ替える事もできます。
タイムラインのスライドバ-を削除したいBGM領域まで移動させてハサミマークをクリックすると削除されます。
また、直接削除したいBGMをクリックしてタイムライン上のゴミ箱をクリックすると削除されます。
Text(テキスト)
Textは、動画の中に自由に任意の場所に入れられるテキストです。
使い方は、メニューバーでTextを選ぶとAodioの時と同じ要領でサンプルを選んでください。
Textファイルにポインターを持っていくとプレビュー画面が表示されます。
Text編集は、中央のプレビュー画面内で編集する事ができます。
編集したテキストを動画に入れる時タイムラインのスライドバーをテキストを入れたいシーンまで移動させて入れてください。
テキストを編集する場合は、中央のプレビュー画面の右横にある「Text Editor」で編集して下さい。
Transitions(トランジション)
Transitionsは、画面が切り替わる時いきなり切り替わるのではなく、なめらかに切り替わるようにする機能です。
使い方は「Transitions」を選択してください。
編集画面のメニューバーから「Transitions」をクリックしますとトランジションファイルが表示されます。
使いたいトランジションを選んでください。
ポインターを当てると、プレビューでどんな感じか確認できます。
後は、選んだフィルターの「+」を押すか直接タイムラインにドラッグするだけ動画に入ります。
トランジションの設定を変えたいときは、右上の編集でトランジションの効果時間などを調整することができます。
Effects(エフェクト)
「Effects」は動画にフィルターをかける機能です。
動画を白黒にしたり昔の映画みたいな色合いにしたり、暖かみのある明るさを加えたりすることができます。
メニューバーから「Effects」をクリックして、一覧から気に入ったエフェクトを選んで後は、選んだフィルターの「+」を押すか直接タイムラインにドラッグするだけ動画に入ります
エフェクトの調整は、左側の調整のスライドバーを動かして調整します。
Filters(フィルター)
Filters(フィルター)は、動画の色合いや雰囲気を手軽に変える機能です。
フィルターを使うと、映画のワンシーンのような独特な雰囲気を演出できます。
例えば、映像を少し昔っぽくしたり、明るくてポップなイメージに仕上げたりと、好みのスタイルに合わせた加工が簡単にできます。
後は、選んだフィルターの「+」を押すか直接タイムラインにドラッグするだけ動画に入ります。
選んだ素材がイメージと合わなければタイムラインの動画にカーソルを持っていき左クリックで「Delete」をクリックするか左上のゴミ箱をクリックしてください。
Elements(エレメント)
動画にハートや矢印、星の形などのシンプルなデザインを動画の好きなところに配置できます。
Elementsを使うことで、動画にアクセントをつけたり、見せたい部分を強調したりと、視聴者に伝えたいメッセージがわかりやすくなります。
後は、選んだフィルターの「+」を押すか直接タイムラインにドラッグするだけ動画に入ります。
Motion(モーション)
「Motion(モーション)」は、動画にズームインズームアウトなどの動きを加えるための機能です。
ズームインして注目の部分を強調したり、画像をスライドさせて流れるような印象を与えたりできます。
メニューバーから「Motion」をクリックして、一覧から気に入ったMotionを選んでください。
後は、選んだフィルターの「+」を押すか直接タイムラインにドラッグするだけ動画に入ります。
MiniTool MovieMakerの料金プラン
無料版は、時間制限なしに最初の3本までの動画をエクスポートと2分以内の動画なら自由にエクスポートできる仕様です。
ショート動画を作るには十分ですが、使い慣れてくると、もう少し自由に編集したいと感じてくるかもしれません。
その様なとき、制限無しで使いたいと思ってもどのプランを購入したら良いのか悩みますよね?
もしあなたが長期的に使用するのであればアルティメットプランに決めた方が良いと思います。
また短期的に全ての機能を使いたいと思っているのでしたら月額や年額での支払いの方が良いでしょう。
その場合「年間サブスクリプション」をオススメします。
今でしたら40%OFFの年間5,580円(税別)ですから月額にしたら465円(税別)と大変お得です。
メリット
それでは、わたしなりに感じたMiniTool MovieMakerのメリットを説明します。
初心者でも使いやすい
画像編集ソフトって使い方が難しいイメージがありますよね?
Adobe Premiere Proなど使いこなすまで何ヵ月もかかります。
あのソフトは、初心者の方にとっては、いきなり使いこなすまでは、ほぼ不可能ですね。
その点このMiniTool MovieMakerは、ほぼ直感的に使いこなす事が可能です。
使いやすいインターフェースがあり、初めてでも迷うことなくそれなりの動画を作ることができます。
動作が軽い
動画編集ソフトは、色々な機能がありますからそれなりのスペックのパソコンが必要条件です。
MiniToolMovieMakerは、必要最低限の機能しか装備されていないので動作が軽くなっています。
実際私が持っている第一代のCore7でもストレスなく動画編集ができました。この執筆の検証も第一代のCore7で書いています。
UIが分かりやすい
MiniToolMovieMakerを最初に開いたときの第一印象は、「すげー分かりやすい」でした。
何処になんの機能があるかなど分かりやすく上手く作り込んでいる印象です。
私みたいな動画編集に慣れていない人でもそれなりの動画が作れます。
あとは、作る側の感性の問題でしょうね(笑)
デメリット
それでは、わたしなりに感じたMiniTool MovieMakerのデメリットを説明します。
日本語に対応していない
MiniToolMovieMakerを開いたとき焦ったのが日本語に対応していない事です。
これは、大きなマイナス点になりますね。
折角使いやすいソフトですから是非日本語に対応して欲しいですね。
ただしほぼ単語ですから分かると言えば分かりますが、もし分からない単語があったらGoogle先生に訳してもらいながら使っているうちに何となく使えていますから慣れてしまうまでの我慢ですかね。
と言っても、いちいち調べながら操作すると言うのは、ストレスがMAXになりますよね。
この点は、本当に使いやすいソフトなのに残念です。
簡単な編集しかできない
ソフトが軽い分必要最低限の機能しかないのですからショート動画や趣味で動画編集だけなら充分ですが本格的に動画編集をやりたいのでしたらAdobe Premiere Proなどのソフトウェアを購入したほうが絶対によろしいかと思います。
簡単な動画編集しかできないと言ってもYouTube、TikTok、InstagramなどのSNS用動画編集としたら充分作り込んだりできますからショート動画用と割り切って使うと良いです。
今回のまとめ
いかがでしたか?
今回紹介したMiniTool MovieMakerは、無料で簡単に使える動画編集ソフトです。
初心者でも直感的に操作でき、動画に音楽や文字を入れたり、エフェクトをかけたりすることができます。
特に、短い動画やYouTube、SNS用の動画を作るにはぴったりです。
ただし、日本語に対応していない点や、プロ向けの高度な編集機能がない点には動画ソフトを使い慣れている方には、物足りないソフトでしょう。
それでも、シンプルな動画編集を気軽に始めたい人にとっては十分な機能が備わっています。
動作も軽く、複雑な操作がないので、パソコンのスペックに関係なくスムーズに使えるのも魅力です。
無料版でも充分使えますが有料版と違い若干の制限に不便さを感じましたら有料版も選択肢に加えてみたらいかがでしょうか?
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。ヒロ爺でした!したっけ!!
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