今回トラックボール歴5年の私が新しいトラックボールを購入したのでレビューします。
今回購入したトラックボールは、エレコムのM-HT1DRXBKです。
パソコン操作の快適さを求めるのなら、マウス選びは切っても切れない重要なポイントの一つです。
特に長時間の作業や繊細な操作が求められる時など、手首や指への負担を軽減しなおかつ正確な操作ができるマウスが必要です。
そんな中、トラックボールマウスなどは、ピッタリなデバイスです。
「エレコム」「ロジクール」「ケンジントン」と買い求め続けた私が今回購入したマウスは、エレコムの「M-HT1DRXBK」トラックボールマウスです。
そこで今回は、エレコムの人差し指トラックボールマウスM-HT1DRXBKを実際に使ったレビューをしていきます。
結論から先に言いますがM-HT1DRXBKを使うと作業が捗ります。
M-HT1DRXB概要
これが今回購入したエレコムの人差し指トラックボールマウスM-HT1DRXBKです。
見た目のインパクトが凄いですね。
我が家にあるケンジントンのスリムブレードトラックボール K72327JP と比べても存在感が凄いですね。
M-HT1DRXB「HUGE」の特徴
54センチの大玉
パームレスト
8ボタン
このM-HT1DRXBKの特徴を説明します。
M-HT1DRXBスペック
M-HT1DRXB仕様 | |
対応OS | Windows 11/10/RT8.1/8.1/7/XP、macOS Sierra(10.12) |
コネクタ形状 | USB(A)オス |
接続方式 | 無線 |
対応機種 | USBポートを装備したWindows OS、macOS搭載機 |
対応機種 | USBポートを装備したWindows OS、macOS搭載機 |
分解能 | 500/1000/1500カウント(切り替え可能) |
外形寸法(幅W×奥行D×高さH)(mm) | 14.7×181.9×57.2、レシーバ13.1×18.2×5 |
機能 | 横スクロール機能、レシーバ収納 |
通信方式 | GFSK方式 |
電波到達距離(m) | 性体(鉄の机など)の上で使用する場合:3m、非磁性体(木の机など)の上で使用する場合10m |
連続動作時間 | ローエナジーモード:約235時間、ハイスピードモード:約137時間 |
インターフェイス | USB |
電波周波数 | 2.4GHz帯 |
ボタン数 | 8個(ホイールボタン含む) |
読取方式 | 光学センサー方式 |
付属品 | 動作確認用単3形アルカリ乾電池×2、ユーザーズマニュアル×1 |
電源 | 単3形 |
定格電圧(V) | 1.5 |
ロジクールm575からの乗り換え
以前は親指で操作するトラックボールマウスを使っていました。
普通のマウスを使っていた時に腱鞘炎になってしまったので、手首の負担を減らすためにトラックボールに変えたのですが、2年くらい使っていたらある日突然親指トラックボールでも腱鞘炎が再発してしまいました。
そこで、今度は人差し指で操作するタイプのトラックボールマウスを試してみたところ、驚くほど腱鞘炎の痛みが和らぎました。
それ以来、私はすっかり人差し指トラックボールのファンになっています。
特に人差し指トラックボールは、親指を使わないため、手が自然なポジションで操作でき、指や手首に余計な負担がかかりにくいのがメリットです。
私にとっては、最適な選択でした。
普段使いがケンジントンマウス
人差し指トラックボールの定番と言えばKensingtonトラックボールでしょうね。
私の愛用機もKensington スリムブレードトラックボール K72327JPです。
M-HTDRXBを購入した現在でもサブのパソコンでKensingtonトラックボールを使っています。
今後も手放せそうにありませんね
M-HT1DRXBを使った感想
とにかくこのM-HTDRXBは、見た目のインパクトが凄くてビックリします。
縦が181センチ横が114センチのBIGなマウスです。
また赤の大玉が54センチもありますからカーソルの移動も少し指で動かすだけで大きく移動します。
移動範囲が広いので作業するのには、うってつけです。
ボタンも8個ありますからそれぞれのボタンにエレコム マウスアシスタント(Windows版)でショートカットキーを振り分けられます。
52センチの大玉
ひときわ目立つこの大玉は、エレコムトラックボールマウスの中で1番大きな52cmもある赤玉です。
トラックボールと言えばこのボールですよね。
ボールのサイズって大きいほど良いってよく聞くもね
小さいボールと大きいボールを比べると、同じ指の動きでも大きいボールの方がたくさん回ります。
そのおかげで、カーソルがよりスムーズに動いて、細かい作業もしやすくなります。
大きいボールは少しの動きで広い範囲を操作できるので、細かい動きが必要な作業や、長時間のパソコン作業でも手が疲れにくく快適に使えます。
そして、大きなボールは回転が安定しているので、操作中の正確さもアップ!これがデザイン作業やゲームのように、細かいコントロールが必要な場面で特に役立つポイントです。
要するに、大きいボールのトラックボールマウスは、スムーズで正確な操作が求められる作業に適していると言うことです。
それだけ大きいボールの方が作業しやすいので私は、この他にKensington スリムブレードトラックボール K72327JPをサブのパソコンで使っています。
8ボタン
私が一押しなのが8ボタンです。
正確には、10個ボタンですがね。
各ボタンにショートカットキーを割り当てて作業を効率よくさせることができます。
例えば写真のボタンに「進む」「戻る」ショートカットキーを振り分けています。
例えばボールの横の「Fn1」には、「コピー」「Fn2」には、「ペースト」と振り分けています。
このショートカットキーは、地味に便利です。
キーボードで「Ctrl」+「C」を押してコピーする必要がないので、マウスから手を離さずに操作が完結できます。
そのため、作業効率がアップし疲労感も軽減されます。
このショートカットキーの振り分けは、エレコムマウスアシスタント(Windows版)で振り分けができます。
パームレス
このマウスは、最初からマウス本体とパームレストが一体になっているので、別でパームレストを買う必要がありません。
使い始めたその日から、手首のサポートがしっかりついてくるのは嬉しいポイントです。
パームレストの素材は、ウレタンのような柔らかさがありつつ、レザーのような高級感のある肌触りです。
使っていて不快な感じはまったくありませんよ
ただし、夏場の暑い時期にどう感じるかはまだ分かりません。
汗をかきやすい人は少し注意が必要かもしれません。
若干の慣れが必要
初めてトラックボールを使うのもそうですが親指トラックボールから人差し指トラックボールに変えても親指と人差し指での操作に若干の慣れが必要になりましたね。
やっぱり感覚が違うので戸惑ってしまいました。
今は、断然人差し指での操作がシックリしています。
エレコムマウスアシスタント
「エレコムマウスアシスタント」は、エレコム製のマウスやトラックボールにショートカットキーを振り分けられる専用ソフトウェアです。
このソフトを使うことで、8個のボタンに自分好みにカスタマイズしたりできます。
コピーや貼り付け、ウィンドウの切り替えなど、日常的に使う操作をボタンに割り当てることで、作業をスムーズに進められます。
M-HT1DRXBKのようにボタンが多いトラックボールでは、このカスタマイズ機能が非常に便利で作業効率が上がります。
私が設定した振り分けは、下記の設定にしています。
ショートカットキーを振り分けるエレコムマウスアシスタントも使いやすいのですが何故か「フライングスクロール」にチェックを入れたらカーソルがスクロール中、勝手に激しく上下移動してしまう現象が発生します。
エレコムサイトで調べたら設定で回転数を「無効」にすることで、現象が改善されることがあります。
マウスアシスタント」を使う方は、少し注意してください。エレコム製品Q&A
ELECOMさんパグなのでしょうか?
メリット
それでは、このエレコムトラックボールマウスM-HT1DRXBKのメリットを説明します。
8ボタンが便利
8つのボタンには、自分がよく使う機能を割り当てることができます。
例えば、コピーや貼り付け、ブラウザの「戻る」や「進む」など、毎回キーボードや画面を探さずにボタンを押すだけで操作が完了するので、作業がスピードアップします。
8つのボタンがあることで、パソコンの操作をほぼマウス一つでできますので手をキーボードに移動する手間が減り、疲労を軽減しつつ効率よく作業が進められます。
ショートカットキーを振り分けた位置を覚えるまで大変だけどね
人差し指操作
普通のマウスだと手首を動かして操作する必要がありますが、人差し指トラックボールは指だけで操作できるので、手首をほとんど動かしません。
そのため、長時間の作業でも手首や腕に負担がかかりにくく、腱鞘炎などの予防にもつながります。
腱鞘炎持ちだから人差し指トラックボールマウスは手放せないよ
省スペースで使える
トラックボールマウスはその場でボールを転がすだけなので、普通のマウスのように広いスペースを必要としません。
狭いデスクや、持ち運び先でもコンパクトに使えるのがメリットです。
M-HT1DRXBKは流石に持ち運びしないけど
デメリット
それでは、このエレコムトラックボールマウスM-HT1DRXBKのデメリットを説明します。
サイズが大きい
このマウスは、一般的なマウスよりもかなり大きめです。
手が大きい方には問題ないかもしれませんが、手が小さい方には少し使いづらいかもしれません。
私自身も手が小さいので、いくつかのボタンに指が届かないことがあります。
購入を検討している方には、ぜひ一度店頭で実際に触ってみることをおすすめします。
同じ機能でサイズの小さいマウスもありますのでそちらの購入を検討するのも良いと思います。
慣れが必要
大きなボールと多機能な8つのボタンは便利ですが、初めてトラックボールマウスを使う人や、多機能なデバイスに慣れていない人には、最初は少し使いこなすのが難しいかもしれません。
慣れるまで時間がかかります。
夏場の使用感
パームレストがウレタン素材でできていて、肌触りは良いのですが、夏場に汗をかきやすい環境では蒸れやすく、不快感を感じることもあるかもしれません
価格が高め
このモデルは高性能ですが、その分、価格も高めです。
一般的なマウスと比べるとやや高価なので、コストパフォーマンスを気にする方にとってはハードルが高いかもしれません。
今回のまとめ
いかがでしたか?
エレコム トラックボールマウス M-HT1DRXBKは、大きなボールと8つの便利なボタンを備えた高性能なマウスで、長時間の作業や繊細な操作が必要な作業に最適なアイテムです。
手首への負担を軽減し、広い範囲を少ない動作で操作できるため、快適に作業を進められます。
さらに、ボタンを自由にカスタマイズできるので、作業効率が大幅にアップします。
ただし、デバイス自体が大きく、重量もあるため、狭い作業スペースや持ち運びにはやや不便です。
また、慣れるまでに時間がかかる場合や、夏場の使用感が気になることもあるでしょう。
価格も高めなので、コストを重視する方には検討が必要かもしれません。
総合的に見て、快適さと機能性を重視する方には、M-HT1DRXBKは非常に価値ある選択肢です。
作業を効率的に進めたい方や、手首の負担を軽減したい方にとって、頼れる相棒になるでしょう。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。ヒロ爺でした!したっけ!!
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