ある日突然、10年間愛用していたG-SHOCKが電池切れになりました。
しかし、メーカーに電池交換を頼むと交換費用が4000円以上かかりさらには1~2週間以上も待たなければならないとのことでした。
そこで、自分で電池交換をすることにしました。
お金も節約にもなるしね
電池交換したらまた10年使えるかもね
もし道具さえそろっているのなら、わずか110円の電池代でG-SHOCKが復活するのなら試さない手はありませんよね?
そこで、今回はメーカーに頼むと高額になる電池交換を自分で行い、わずか110円で交換できた方法を説明します。
ただし、注意が必要です。あくまでも自己責任でお願いします。
当ブログによる損害について一切の責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。
電池交換の準備
今回電池交換するに当たり必要な道具を準備しましょう。
ボタン電池 CR2016
精密ドライバー
ピンセット
これらを用意しましょう。
ボタン電池CR2016
まずは、電池。
これがなければ始まりませんね。
G-SHOCKは、機種によって電池の種類も違うみたいですからここは間違わないように気をつけましょう。
今回のモデルはDW-K5600Eですのでボタン電池のCR2016が必要になります。
幸いこれはどこにでも売っている普通の電池なので手に入れるのは簡単でした。
CR2016は一般的なボタン電池なので多くの場所で入手可能です。
コンビニや電子機器を扱う店舗、オンラインショップでも手に入ります。
価格もリーズナブルでAmazonだったら200円しないで購入できます。
私は100円均のお店で購入しました。
精密ドライバー
電池交換作業に取り掛かる前に精密ドライバーの準備をしましょう。
G-SHOCKの電池交換には、裏蓋を開ける必要があるので必ず用意しましょう。
精密ドライバーも110円から購入できますので他の電子機器の修理やメンテナンスにも活用できますので一つ持っていると便利です。
ピンセット
新しい電池を入れ終わった後必ず電源をショートさせるために金属製のピンセットが必要です。
そのため金属製のピンセットも用意しましょう。
ここで注意しなければいけないのは、ショートさせる目的以外では注意が必要です。
ピンセットの先端にビニールテープなど絶縁材を巻く対策を施してから使用してください。
電池交換の手順
道具の準備が整いましたらいよいよ電池交換の作業に取りかかりましょう。
交換の手順は以下のとおりです。
1. 裏蓋を開ける
2. 電池カバーのロックを外す
3. 電池を入れてロックする
4. 電源をショートさせる
5. 裏蓋を取り付ける
以上が基本的な手順ですので順を追って作業を進めましょう。
裏蓋を開ける
裏蓋には4箇所のビスがありますので、精密ドライバーを使ってそれらを外してください。
ビスの回し方には注意が必要です。
サイズの合わないドライバーを使用し無理に回すとビスの頭がキズ付きますので必ず適切なサイズのドライバーを使用しましょう。
ビスが外れたら次は、バンドの付け根が裏蓋を押さえていますので指で根本を開かせてください。
ただし、無理にこじ開けることは厳禁です。
裏蓋が取れたら内部にゴムカバーが付いていますので精密ドライバーのマイナス部分で外してください。
ゴムカバーが取れたらあとは電池交換です。
電池カバーロックを外す
金属カバーとゴムカバーを取り外したらロックの先端部分にピンセットの先などの細い物を押し込みながら手前に引き若干上に引き上げるとロックが外れます。
ただし引き上げるタイミングが合わないと外れにくいので何回かチャレンジするうちにロックが外れますから諦めずに頑張ってみましょう。
焦らずに何回も挑戦為ている打ちにロックが外れますよ。
私の場合実際には5回くらいの挑戦が必要でした(笑)
電池に付いている白いシールテープを外しながら電池を取り外します。
私の場合シールテープを一度に外して電池を交換しその後再度テープを貼り直しました。
テープを丁寧に取り除きながら電池を確実に取り外してください。
ただし、シールテープを一度に外してしまうのは慎重さが求められますよ。
接着面が意外と強力なので無理に外したら電池押さえリングが破損するありますから注意してください。
電池に付いているシールテープは、電池の保護や絶縁効果を持っていますのでもしわたしのようにシールテープを全部はがしたら必ずしっかりと張り直してください。
電池を入れてロックする
新しい電池を入れましたら先ほどの取り外しの逆手順でロックしてください。
もしカバーが浮いたらロック不十分ですので再度ロックしてください。
電源をショートさせる
新しい電池の取り付け作業が完了したら必ず電源をショートさせる必要があります。
では、なぜショートさせる必要があるのかというとデジタル表示が正常に表示されない可能性があるためです。
イメージ的には、パソコンを「再起動」させることに似ています。
ショートさせることにより時計の内部システムがリセットされ正常なデジタル表示が得られます。
ショートさせる場所を見つけるためには、基板に刻印されている「AC」という文字を探しましょう。
ピンセットの先をその場所に当て赤丸で囲まれた部分と接触させることでショートさせることができます。
ショートさせる作業は、電池交換後の重要な手順です。
正確な時刻表示を確保するためにもショートさせる作業をお忘れなく。
裏蓋を取り付ける
正常にデジタル表示させましたら裏蓋を取り付けましょう。
強く締め付けたらビスの頭が破損する恐れがありますから慎重に締め付けてください。
注意事項
ここまでの作業は、自己責任で行ってください。
G-SHOCKは防水機能が特徴ですが自分で電池交換を行うと本来の防水性能が損なわれる可能性があります。
防水機能の損なわれを避けたい場合は、メーカーでの電池交換をおすすめします。
メーカーでの電池交換費用が高額なのは、防水パッキンの交換や防水テストなどの作業が含まれているためです。
どうしても防水性能が損なわれるのが嫌でしたらメーカーでの電池交換を検討することをお勧めします。
今回の感想
いかがでしたか?
G-SHOCKの電池交換は、最初難しと思いましたがやってみると意外と簡単に出来ました。
自分で交換したのでメーカーへの費用を節約できたし何よりも長年愛用していたG-SHOCKが再び息を吹き返したことは、何よりも代えがたいことです。
しかし電池交換に少しでも不安を感じましたら時計修理業者に依頼することも一つの選択肢です。
万が一作業中にパッキンなどの部品にキズが付いたりしますと防水性が損なわれますので十分注意が必要です。
自分で交換したら防水機能は、ないものだと思っていたほうが良いですね。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。ヒロ爺でした!したっけ!!
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