今回は、今日は、スピーカーの配線加工や車のチョットした配線などのDIY好きの方にぜひおすすめしたいアイテムをご紹介します。
作業工具メーカーで有名なフジ矢の「オートマルチストリッパ」です。
結論から先に言いますけどこの道具は「被覆を剝く」という一点に特化しているため、とても効率的に作業を進められる優れものです。
例えば、ちょっとした配線作業で意外と面倒くさいのは、配線の被覆を剝くことだと思いませんか?
ニッパーで剝くときなど力加減が微妙で力を入れすぎたら芯線自体を切ってしまいますよね?
私なんか昔は、ライターで被覆をあぶって剝いていましたよ。
あれって火傷するから危ないです(笑)
余計な機能がついていないぶん、操作はシンプルで迷いません。
安全性も高くて、安心して使えるのが嬉しいところです。
※この道具、プロの電気工事でも使われるものらしいですが、私は資格もなく、ただのDIY好きな爺です。
なので、紹介はあくまで“素人目線”。そのあたりはどうかご容赦くださいね。

オートマルチストリッパとは?

配線の被覆を簡単に安全に剝くことができるツールです。
配線コードを差し込んでグリップを握るだけで、サイズ調整不要で被覆がスパッと剥けます。

グリップを握るだけで、スッと被覆が剥ける。初めて使ったときは「おっ」と声が出ました。
サイズ調整は不要。一般的なホームセンターで売っている配線なら、ほぼ間違いなく対応しています。線の太さを気にせず使えるのは、かなりラクです。
しかも、2本同時にストリップできるので、スピーカー線などの2芯線も一度で処理できます。



地味だけど、作業効率がぐっと上がりますよ。

電線のカットもこれ一本でOK。
別の工具を持ち替える必要がないので、作業がスムーズです。
端子の圧着もできるので、配線作業がこれ一本で完結です。

ちょっとした修理や工作にも重宝します。
オートマルチストリッパの基本スペック
| 項目 | 内容 |
| 対応電線 | AWG24〜AWG10(約0.2〜6.0mm²) |
| サイズ | 約210mm |
| 重量 | 約300g前後 |
| 材質 | 高炭素鋼+樹脂グリップ |
| その他 | カッター機能付き、圧着機能付きモデルもあり |
実際に使ってみた感想

正直なところ、最初はちょっと疑ってました。「握るだけで皮がむける?そんなうまい話ある?」って。
でも、使ってみたら…あっけないほど簡単。拍子抜けするくらいスルッとむけました。
使い方もシンプルです。
ストリッパーの先端にある切り込み部に、剥きたい配線を差し込みます。
剥きたい長さに合わせて、ストッパーや目盛りで位置を調整。
配線をしっかりセットしたら、グリップを握るだけ。


力はほとんどいらないし、カット面もきれい。芯線を傷つける心配もなくて、安心して使えます。
カット位置の調整もラクで、カッターの下にあるダイヤルをくるっと回して、プラスチックのストッパーをスライドさせるだけ。



サイズに合わせて調整できます。

このように簡単にカットできました。
ホームセンターでよく見る類似品と比べて

配線ストリッパーはホームセンターでも手に入りますが、安価な製品は手動調整が必要だったり、刃の精度が甘かったりと、使い勝手に差が出ます。
特に不器用な人にとっては、微妙な力加減が必要なタイプはストレスのもとです。配線ストリッパーはホームセンターでも手に入りますが、安価なものは“手動調整”が必要だったり、刃の精度が甘かったりと、使い勝手に差が出ます。
特に不器用な人にとっては、微妙な力加減が必要なタイプはストレスのもとです。
実は、安価なワイヤーストリッパーも所有しているのですが、コンパクトで趣味程度で使うのであれば十分良いのですが「もっと良い物が欲しい」と言う欲求に負けて買い換えた次第です。


耐久性・使いやすさ・価格のバランス
価格帯は3,000円〜4,000円前後と、決して激安ではありません。
でも、使いやすさ・仕上がりの美しさ・作業効率を考えると、十分すぎるほど元が取れるツールです。
しかも、しっかりした作りで長く使えるので、買い替えの頻度も少なく済みます。
「安物買いの銭失い」になるより、最初からこれを選んだ方が結果的にお得です。
ストリッパはこんな人におすすめ

・DIY初心者
・車いじりが趣味の方
・電気工事や配線作業を効率化したい方
DIY初心者
「工具は苦手…」「配線なんて触ったことない…」という方こそ、このストリッパーの恩恵を感じられます。
握るだけで皮がむけるので、失敗が少なく、作業のハードルがぐっと下がります。
初めての車いじりでも、安心して使える一本です。
車いじりが趣味の方
ナビの取り付け、LEDライトの配線、スピーカー交換など、車のDIYには配線作業がつきもの。
そんなときにこのストリッパーがあれば、作業効率が一気にアップ。
仕上がりもキレイなので、愛車へのこだわりを妥協せずに済みます。
電気工事や配線作業を効率化したい方
プロの現場でも、作業時間の短縮は大きなメリット。
特に複数本の配線を一気に処理する場面では、このストリッパーの自動調整機能が威力を発揮します。
耐久性も高く、長時間の使用にも耐えられるので、現場仕事にもおすすめです。
ただし本業で使うのでしたらこちらを選ぶでしょうね。
デメリット

ただ、被覆を剥くだけの単純な動作とはいえ、実はデメリットもあるんです。
なので、そのあたりも少し触れておこうと思います。
・サイズが大きい
・芯線の傷つきリスク
…といった点が挙げられますね。
サイズが大きい
一般的なストリッパーと比べると、少しサイズが大きめです。
専門的な現場で使うわけではないので、その大きさもまあ許容範囲。普段の作業では特に気になりません。
ただ、車内のような狭い空間で使うときは、ちょっとだけ「うっ」となる瞬間があるんですよね。
手元が窮屈になって、思わずイラッとすることも。
芯線の傷つきリスク
外皮を剥く際に、設定が不適切だと芯線まで傷つけてしまうことがあります。
特に細いケーブルの被覆を剝くときは、注意が必要です。
まとめ
配線作業って、どうしても「面倒くさいな」とか「自分には難しそう…」っていうイメージ、ありませんか?私もそうでした。工具の名前を聞くだけで、ちょっと身構えてしまうというか。
でも、オートマルチストリッパーを使ってみたら、その印象がガラッと変わったんです。
グリップを握るだけで、スパッと被覆がむける。あの瞬間の気持ちよさ、ちょっとクセになります。なんだか、作業が楽しくなってくるんですよね。
配線がスムーズに進むだけで、DIYの幅もぐんと広がります。
今まで「ちょっと面倒だな」と思っていた作業が、むしろ「やってみたい」に変わる感じ。道具ひとつでこんなに変わるんだなって、ちょっと驚きました。
正直、このストリッパは電気技師さんなど、専門の方が使うような本格的な道具です。
だから、私みたいな素人が使うものじゃないのかもしれません。
でも、1回使ってみたら…もう戻れません。あまりのラクさに、「これ、欲しい」と思ってしまいました。
休日にちょこっと作業する程度のDIYでも、こういう道具があると気持ちがグッと前向きになります。
作業がスムーズになるって、やっぱり嬉しいものですね。
それでは最後まで読んでいただきましてありがとうございます!ヒロ爺でした!


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