今回は、除雪機のオイル交換の方法を紹介します。
除雪機のオイル交換を雪解け直後にやらなきゃ!って思ってたのに、気がつけばもうお盆です。
バッテリーも外してないし、燃料も入れっぱなしの状態で放置してたなんて…。自分のだらしなさにちょっと愛想が尽きましたね。
そこで今回は本気を出して除雪機のメンテナンスで、まずはオイル交換からやってみることにしたよ!
業者に頼めば安心じゃないの?
確かにそうだけど、自分でできることはやらないとね!
と言うよりお金の問題でもあるしね(笑)
というわけで、メンテナンスの第一歩除雪機のオイル交換、自分で挑戦してみます。
除雪機のオイル交換に必要な道具
まずは、除雪機のオイル交換で必要な道具を用意しましょう。
・オイル
・廃油処理剤
・レンチ
これらの道具を準備しておけば、除雪機のオイル交換がスムーズに進められます。
オイル
今回購入したオイルは、HONDA 除雪機用の寒冷地エンジンオイル SE 5W-30 1.0Lです。
ヤマハなのにHONDA用オイル?
そう思いますよね?(笑)
ヤマハ除雪機用のオイルは、1リットルの缶だと約2千円以上します。
しかも今回、オイル交換する除雪機YT1280のオイル量は1.1リットルなんですよ。
だから1リットルだけでは足りないんですが2L買うとなると、ちょっと高くて引き気味ですね。
そこで今回は、HONDA用オイルを用意したわけです。
1L缶2本でも3千円以内なので、経済的でなおかつ「汎用」ですから他メーカーでも安心して使えますね。
ポイパック
オイル交換の際に出る廃油の処理が簡単にできるアイテムです。
エーモン(amon)の新型ポイパックです。
ポイパックは、吸収体に綿花と粉を廃油に混ぜるだけで、オイルを固めて捨てるのが簡単です。
レンチ
ドレンプラグを緩めるのに必要な工具です。
YT1280のドレンプラグのサイズは14ですが機種によっては、サイズが異なるかも知れませんからレンチセットを1つ用意しておくと便利です。
オイルジョッキ
オイルが完全に抜けきったら新しいオイルを注ぎますが通常除雪機のオイル容量は1L前後です。
そのため1L用のオイルジョッキを選びましたが、実際にはこれが失敗でしたね。
オイルを満杯にして注ごうとしたら、注ぐ前にこぼれてしまいました。
そのため、オイルを半分ずつ2回に分けて入れる必要がありました(汗)
確実に新しいオイルを綺麗に注ぐためには、2L用のオイルジョッキを選ぶことをおすすめします!
除雪機のオイル交換
整備するときは、必ず平坦な場所に除雪機を置いてください。
不安定な場所では、除雪機が転倒して危険です。
オイル交換のときは特に注意してください。オイルが残ってしまうことがあります。
エンジンが冷めるまでオイル交換はしないでください。
除雪機のオイルドレンプラグを外す
左下の赤丸で囲った場所がオイル排出ドレンです。
右上が新しいオイルを入れる所です。
オイルドレンプラグは、通常エンジン下部に位置しており、レンチを使ってゆっくりと緩めていきます。
プラグを緩める際は、時計回りの逆に回すことで確実に外すことができます。
ドレンプラグが外れると、古いオイルが排出されるため、作業エリアをキレイに保つためにドレンパンを下に置いておきましょう。
オイルを排出する
オイルドレンプラグを外して古いオイルを完全に排出します。
オイル受け皿で受けてからポイパックに入れたら良いのですが、オイル受け皿が手元になかったので、ペットボトルを加工してポイパックに直接入れるようにしました。
しっかりと排出が終わったら、オイルドレンプラグを元に戻します。
プラグを締める際は、適切なトルクをかけてしっかり固定しましょう。
これにより、オイル漏れやプラグの緩みを防ぐことができます。
確実な作業を心がけ、除雪機の健康状態を保つために大切な手順です。
新しいオイルを補充する
新しいエンジンオイルを用意しオイルフィルターがある場合は交換してから、オイル注入口から新しいオイルを補充します。
オイルの種類や量は、除雪機のマニュアルに従って選んでください。
作業完了後に除雪機を動かして確認する
オイル交換が終わったら除雪機を動かしてエンジンが正常に動作するかオイル漏れがないか確認します。
エンジンの動作や操作性に問題がないことを確認したらオイル交換作業は完了です
オイル交換後は、パーツクリナーで周りを綺麗にします。
今回のまとめ
いかがでしたか?
除雪機のオイル交換は、除雪機の健康状態を保つために重要なメンテナンス作業です。
適切なオイル交換を行うことで、エンジンの摩擦を軽減し、内部の部品を適切に潤滑できます。
定期的なオイル交換は、エンジンのパフォーマンスを維持するために欠かせません。
オイルの汚れや劣化が進むとエンジンの効率や動作が不安定になります。
古いオイルは金属粉や不純物を含んでいるため、エンジン内部に悪影響を及ぼすことがあります。
この手順をしっかりと実施することで、除雪機の性能を最適化し、長い間信頼性の高い動作を続けることができます。
除雪作業を安全かつ効率的に行うために、オイル交換を怠らずに行いましょう。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。ヒロ爺でした。したっけ!!
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