こんにちは!シニアブロガーのヒロ爺(@hirojiji60)です。
最近愛車の錆が広がってきたけど自分で修理できるかな
と相談を受けました。
車も年数がたつと錆とか小さな傷ができたりしますね。
錆が小さいと「目立たないからいいや」「そのうち錆落としでも落とそう」と思ってほったらかしにしていると、気が付いた時にはかなりの大きなサビになって手の施しようもなくなるということにもなりかねません。
錆を落とすのに板金屋さんとか専門の業者に頼めばいいのですが。
それなりの金額がかかってしまうので小さい傷などは自分でやってみようかと思いませんか?
そこで今回は私の愛車15年落ちのエスティマの錆び落としと塗装するところまで行ってみます。
超!!不器用な私でもできるかどうかは不安ですが挑戦してみます。
結論からと言いますと素人が修理するのは、小さいキズだけです!!
絶対に無理をしないでください。
錆びの状態
これが私の愛車15年落ちのエスティマです。
かなりの大きさに塗装が浮いてますね最初の頃は小さい遊びだったのですが忙しいのを理由に対処しなかった挙句今頃になって焦ってしまういつものことですがね。
まずこの大きなサビでボロボロになった塗装を落としてパテを盛り塗装という工程で行ってみます。
当初パテ盛りは、行程に入れていなかったのですが塗装をはがしてみたらサビが広がっていたのでパテ盛り作業を追加しました。
用意する物
まず用意する道具は耐水サンドペーパーとサビ防止転換剤そして自分の車に合った塗装するタッチペンまたはスプレーを用意しましょう。
それと忘れがちなのが塗装する前に手油やボディーについた汚れなどを取らないときれいに塗装が出来ないのでシリコンオフスプレーを用意しましょう。
私は、今回シリコンオフシートを用意しました。
耐水サンドペーパー
耐水サンドペーパーは荒目中目細目の3種類を用意しときます。
粗目は150番ぐらいのサンドペーパーでサビや塗装をはがします。
320番で補修カ所に盛ったパテを320番サンドペーパー平らにならす。
1000番ぐらいの細目で塗装面を平らに滑らかに整えてください。
今回用意したのは「SOFT99 (99工房)補修用品 耐水サンドペーパーセット」です。
普通の紙やすりでも良いのですが、水分がついたらダメになってしまうので作業するのなら耐水サンドペーパーを用意した方が良いです。
サンドペーパーが目詰まりしたら水で落として又使えるのでいいんじゃないですか
シリコンオフ
耐水サンドペーパーで錆を完全に落としたら次は、塗装ですがその前に必ず車に付いた油汚れを落とさなければ塗装がうまくのりませんのでこの作業は、重要ですからしっかり脱脂してください。
今回は手元にあったSOFT99 シリコンオフシートを使います。
SOFT99 シリコンオフシートがなければスプレー式のシリコンオフもありますので自分の用途に応じて用意してください。
プラスチックに塗装するわけじゃないからブレーキパーツクリーナーで良いんじゃないかな。
今回用意した「SOFT99 シリコンオフシート 5枚入」です。
タッチアップペン
車の傷補修は、タッチアップペンが欠かせません。
小さな補修ならタッチアップペンで十分です。
塗装面が広かったらプレー式のペイントで作業したほうがきれいに仕上がります。
これも用途に合わせて用意して下さい。
今回は、小さい錆びと中くらい錆びなのでタッチアップペンを用意しました。
「ホルツ 純正塗料 タッチアップ」「ホルツ 上塗り塗料 タッチアップ」を用意しました。
車のボディカラーの調べ方
自分の車の色が分からないときなどは、カーショップの店員に聞くのが1番ですがもっと簡単に調べられることを知っていますか?
車のカラーを調べるのは、コーションプレートに記載されています。
コーションプレート?
コーションプレートの貼りついている場所は、車種によってちがいますがわたしの、トヨタ「エスティマ」は、ボンネットを開けると右側にプレートが貼ってありました。
プレートの「COLOR」「TRIM」の項目の下の「COLOR」を見て下さいカラーナンバーが記載されています。
ちなみに「TRIM」は、内装色ですので間違わないようにして下さい。
メーカーによってコーションプレートの貼られる場所は異なります。
作業行程
サビを落とす
今回補修する場所は、リヤタイヤの真上です。
冬の間融雪剤がタイヤハウスの内側に付着して洗車時に念入りに内側まで洗わなかったからサビが出たようです。
結構いっちゃいましたね
融雪剤とは塩化ナトリウム・塩化マグネシウム・塩化カルシウムなどで作られている。
冬期間道路に散布することで路面の雪や氷が溶ける豪雪地帯には、とても重要な散布剤です。
走行中ボディーの下回りに融雪剤が付着してサビを作る原因になります。
耐水サンドペーパーで錆落とし
それではサンドペーパー最初は150番でサビを落とします。
ひたすら塗装とサビ落としです。
サンドペーパーは、目詰まりするので水をかけながら慎重に作業します。
塗装とサビが落ちてきたら302番で表面をなめらかにします。
手で触って段差がなければOKです。
サンドペーパーで擦るとき円を描くように擦らないで直線的に擦って塗装を剥がして下さい。
パテ埋め
サビを落としていると初めからちょっと嫌な予感はしていたんですけど、かなりサビが進行していて段差ができてしまいました。
これは、もう塗装だけでは無理だと判断してパテ埋めをすることにしました。
パテ埋めは少し厚めに盛り後は固まるのをすることを待つだけです。
十分パテが固まったのを確認したら耐水サンドペーパー320番でパテを整えます。
後は大体手で触って段差が無ければ塗装前の仕上げとしてサンドペーパーの1000番で周りを整えます。
周りを整えた後、シリコンスプレーかシリコンオフシートで油や汚れを取り除いてください。
脱脂するかしないかで塗装のノリが違います。
シリコンオフを塗る
塗装前の下準備が終わったら塗装する前に必ずシリコンを塗って脱脂してください。
今回はシリコンスプレーではなくシリコンオフシートを使いました。
そしていよいよ塗装です。
塗装
塗装する下準備が全て終わり、いよいよ塗装ですが流石にタッチアップペンでは、パテ埋めの広い面積を塗るのは無理がありました。
やはりとかじゃなく当たり前の結果になりました。
はい!見事に失敗しました!!!
今回は小さな傷と予想していたのでタッチアップペンしか用意していなかったのです。
ところがいざ塗装を剥がしてみると予期せぬアクシデントに見舞われ塗装面が予想より遥かに大きくなりました。
広い塗装面は、スプレー缶で塗装しないと綺麗に塗れないよ
急いで量販店やカーショップなどにスプレー缶を買いに走ったのですが、なんせ田舎町なので在庫切れということでした。
まあ~今日の作業は、中止にして後日スプレーで仕上げをすれば良いかと思っていたところ目に入ったんですよね。
タッチアップペンに取り付けてスプレーのように塗装ができる商品を見つけました。
ドラえもんのポケットから出てきたような衝撃をうけましたね
タッチアップペンをこのようにセットして吹き付けると「あら!!きれいに塗れたんじゃない」さすがエアー吹きつけです。
最初からこれにすれば良かったです。
吹きつけも1回で吹き付けるのではなく、何回かに分けて吹き付けるようにしないと液だれになってしまい後で修正するのに苦労します。
塗装が終わったら後は、1週間ぐらい乾かしてから耐水サンドペーパー#2500番以上で全体的に塗装面を整えて終了です。
以上でサビ取りと塗装作業が完了しましたが愛車エスティマの塗装年数との色合いが違うのは、仕方が無いのでしょうか。
ただパテをしっかりとサンドペーパーで整えるべきでしたね。反省!
今回の費用と感想
大判サイズサンドペーパー | ¥720 |
耐水サンドペーパーM | ¥345 |
ミニブロック | ¥313 |
さび止め | ¥707 |
パテ埋め | ¥787 |
シリコンシート | ¥352 |
タッチガン | ¥981 |
タッチペン | ¥573 |
タッチペン クリアー | ¥527 |
合計 | ¥5305 |
いかがでしたか?
正直ここまでの作業になるとは、全く思っていなかったので正直「業者にまかせたらよかったかな」と思いましたね。
金額こそたいしたことないですが労力と満足のいく結果じゃなかったことを考えると「失敗した!」ですね!
素人ができる作業は、5m以下の小さいキズをタッチペンでサッと塗るくらいです。
ただ愛車を自分にの手で丹精込めて修理した達成感を得たことが大事だと思うので私は、失敗したと思っても「後悔」したとは、おもいませんかどね。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。ヒロ爺でした。したっけ!!
コメント